近年、医学の進歩に伴い、美容治療も飛躍的に進化しているので、美肌ケアもエステサロンではなく美容皮膚科を受診する女性が増加しているようです。やはりコスメでは、短期間で目に見える改善とはいかない場合も多く、医学の力を借りる方がより早く理想とする美を手にすることができるので、美に対して欲張りな女性としては、少しでも早く美しくなれる方法を選択したがります。美容皮膚科では、お肌に現われるトラブルは、何でも改善できるといっても過言ではなく、内服薬、外用薬、美容機器、美容商材などを駆使して、早期の改善を実現します。しかし美容治療においては、その仕上がりはある意味担当する先生の美意識やセンスに大きく影響される部分もあるので、治療に入る前のカウンセリングで、自分がどういった仕上がりを望んでいるのか、予算はどれくらいか、ダウンタイムや経過はどのようになるのかなど、細部にわたるまでしっかりと意思疎通を図ることが大切です。
たるみやほうれい線を取るアンチエイジング治療でも、若い二十代くらいにまで仕上げたいのか、周囲に気づかれないということを前提に、少しだけ引き上げたいのかによって、施術方法も違えば注入する成分の分量も違ってきます。スキルの高い医師ほどカウンセリングには時間を割き、様々な選択肢の中からもっとも適したものを選びだしてくれますが、あまり経験のない医師だと、自分が得意としているものばかりを押し付ける傾向も強いものです。美容皮膚科に行けば、必ず満足いく結果が得られると思いこんでいると失敗してしまいます。